TRADITION

「須佐之男命(スサノオ)」
暴れん坊だけど頭がよく正義感が強い
日本人なら知っておきたいニッポンの神様名鑑

2020.11.20
「須佐之男命(スサノオ)」<br>暴れん坊だけど頭がよく正義感が強い<br><small>日本人なら知っておきたいニッポンの神様名鑑</small>

まだ日本という国がなかった頃、国生みの神イザナギとイザナミによって多くの神々が誕生しました。彼らにはそれぞれ役割や力が与えられ、日本国を統一していきます。では、どのような神様がいるのかご存じでしょうか? 主要な神様のプロフィールを、祀られている神社やご利益とともに紹介する本連載。今回は厄払いの神様としても信仰される、スサノオです。

≪前の記事を読む

須佐之男命(スサノオ)

太陽神アマテラスとともに生まれたスサノオ。暴風の神として、厄払いの神様としても信仰されている。荒々しい乱行により天上界から追放されるが、ヤマタノオロチ退治に成功するなど正義感が強く知恵者としての一面ももっており、多面性のある神だといえる。また、こうした英雄的側面を以て、武の神として崇められることもある。

古事記|建速須佐之男命
日本書紀|素戔嗚尊

基本属性「暴風雨の神」
スサノオは前半の半生、かなりの乱暴者で暴風雨を司るとされている。高天原に混乱を招いたとして、追放されてしまうほどやんちゃな神。

代表的ご利益「厄除」
暴風雨を司るスサノオは、その力強さが転じて「厄もなぎ払う」という意味で、厄除けのご利益があるとされるようになった。

代表的神社
「武蔵一宮氷川神社」

日本屈指の古社は、今から2400有余年前の第5代孝昭天皇の御代に創立され、聖武天皇の御代、各国に一の宮の制を定めた時、武蔵一の宮に称えられたと伝えられている。大宮の地名は、氷川神社を「大いなる宮居」と崇めたことに由来する。

武蔵一宮氷川神社
住所|埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
Tel|048-641-0137

line

 

月の神でありツキを呼び込む神「月読命」

≫次の記事を読む

日本人なら知っておきたいニッポンの神様名鑑

・神様の基本をおさえよう

・時代で変わる神様のカタチ

・全国有名神社の由来とは?

・伊邪那岐神/イザナギ

・伊邪那美神/イザナミ

・天照大御神/アマテラスオオミカミ

・須佐之男命/スサノオ

・月読命/ツクヨミ

・火之迦具土神/ヒノカグツチ

・天之御中主神/アメノミナカヌシ、高御産巣日神/タカミムスビ、神産巣日神/カミムスビ

・思金神/オモイカネ

・天児屋根命/アメノコヤネ

・天手力男神/アメノタヂカラヲ

・布刀玉命/フトダマ

・玉祖命/タマノオヤ

・天宇受売命/アメノウズメ

・表筒男命/ウワツツノオ、中筒男命/ナカツツノオ、底筒男命/ソコツツノオ

・大国主神/オオクニヌシ

・宇迦之御魂神/ウカノミタマ

・櫛名田比売/クシナダヒメ

・少名毘古那神/スクナビコナ

・事代主神/コトシロヌシ

・多紀理毘売命/タキリビメ、市寸島比売命/イチキシマヒメ、多岐都比売命/タギツヒメ

・建御名方神/タケミナカタ

・建御雷之男神/タケミカヅチオ

・瓊瓊杵尊/ニニギ

・猿田毘古神/サルタヒコ

・木花之佐久夜毘売/コノハナノサクヤヒメ

・石長比売/イワナガヒメ

・大山津見神/オオヤマツミ

・綿津見神/ワタツミ

・塩椎神/シオツチ

・経津主神/フツヌシ

・菊理媛神/ククリヒメ

・大山咋神/オオヤマクイ

・賀茂別雷神/カモワケイカヅチ

・神武天皇/ジンムテンノウ

・神功皇后/ジングウコウゴウ

・応神天皇/オウジンテンノウ

・倭建命/ヤマトタケル

・菅原道真/スガワラノミチザネ

・徳川家康/トクガワイエヤス

・東郷平八郎/トウゴウヘイハチロウ

監修者
東條英利(とうじょう・ひでとし)
カルチャージ代表取締役。神社ライター
日本の素晴らしさの再発見と日本人の基礎教養力向上を目的に、執筆・講演活動を行う。全国の神社情報専門ポータルサイト「神社人」を主宰し、現在までに訪れた神社の数は数千社以上。著作に「日本人の証明」(学研パブリッシング)、神社関連書籍や雑誌の監修などを手掛ける。フェイスブックやアメーバブログを日々更新中。
東條英利公式サイト
神社人


text=Hidetoshi Tojo, Hisanori Kato, Takehiro Nanbu
illustration=Hitomi Iha
2013年4月号「新しい歌舞伎入門」

RECOMMEND

READ MORE